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CSCART紹介

公開日:2020年05月29日 カテゴリー:レビュー

CMS機能をもつCSCART を使用し、開発を行う上で、困ったことなどを紹介したいと思います。

CSCARTとは

CS-Cartは、元オープンソースのPHPで作られたEコマースプラットフォームであり、
レイアウト管理システムと豊富な機能が存在しており、ネットショップ構築・運営を手軽に行えます。

 

CSCARTの一部機能紹介

  • 基本的なCMS機能
  • 多言語に対応した文言の登録と表示
  • 多通貨の登録管理
  • 複数ショップを一括管理できる
  • 管理者ユーザを作成し権限を持たせることができる
  • 商品検索一覧の表示件数や表示列数等の設定ができる

 

個人的感想

問題と解決方法

  • 既存の日本語化アドオンが他の既存テンプレートの修正時に障害となる
    • 前提:テンプレートやフックポイントの上書きは1度のみであり、上書きテンプレートの上書きはできない。
    • 原因:既存のテンプレートを修正するさきはテンプレートまたはフックポイントを上書きする必要があるが 日本語化アドオンがすでに上書きしているため修正できない。
    • 解決:日本語化アドオンが上書きしているテンプレートを呼び出しているテンプレートを修正
  • 多言語用のファイルに値を記載するだけでは画面上表示されない
    • 前提:多言語を設定する場合、アドオンファイル直下の.poファイルに置換用文字列と表示文字列を設定する必要がある。
    • 原因:アドオンのインストール時に特定のテーブルに.poファイルの置換用文字列と表示文字列の登録が行われる。
    • 解決1:アドオンの再インストール(デメリット:アドオンインストール時にDBに変更をしている場合変更する内容がリセットされる)
    • 解決2:特定のテーブルにデータの登録(デメリット:DBの構造と操作方法をしていること前提)

特徴

  • 同一名のファイルが多いためファイル名での検索を行う際に上階層のファイル名から指定する必要がある。
  • メソッドの名称に規則が多く名称の統一感を持てるが、規則から外れたメソッド名を設定した場合呼ばれない。

 

まとめ

パッケージのバージョンの更新のため基本的に既存ソースを変更することができないので、機能の追加や修正はある程度技術が必要となる。
追加機能を作成する際はアドオンを機能毎に作成するのではなく1プロジェクトで5、6個ほどにまとめた方が後々の改修が簡単になると感じました。

 

 

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