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スクラム開発してみた③~スプリントレビュー・レトロスペクティブ~

公開日:2023年08月30日 カテゴリー:開発

はじめに

社内でスクラム開発してみたシリーズ第三段です。

いよいよスプリントのラストイベント、スプリントレビューとレトロスペクティブ(振り返り)についてです!

第一弾・・・スクラム開発してみた①~イテレーション・ゼロからスプリントプランニングまで~

第二弾・・・スクラム開発してみた②~ビルド・デイリースクラム・モブプロ~

 

スプリントレビュー

スプリントレビューと呼ばれるこのイベントでは、文字通りビルド内で完成させた成果物をレビューしてもらう場です。
スクラムマスターがファシリテーターを務め、POや顧客、スクラムチームが集まって行います。
ここでのレビューとは、「成果物をお披露目する場」のことを指します。

「レビュー」と聞くと、少し身構えてしまう方も多いのは無いでしょうか。実際に私も、レビュー=少し緊張するもの と捉えていました。(自分のテストの採点を目の前でされているようで、気が気ではありません…)

 

しかし、スクラムにおける「レビュー」は少し異なります。ビルドではもうデプロイまで完了しているため、成果物を顧客やPOにお披露目します。

私たちのチームで行ったスプリントレビューは、ここで盛り上げて成果物を楽しく見てもらうことを大事にしていました。
楽しくお披露目をしたうえで、成果物に対するレビューしてもらいます。
レビューを経て、PRBが変更になることも多々ありますが、それもスクラムの醍醐味。変更は前向きに受け入れていきます。

 

レトロスペクティブ

レビューが終われば、スプリント自体の振り返りを行います。同じく、スクラムマスターがファシリテーターを務めます。
スクラムボードを使用して、良かった点/良くなかった点をメンバー全員で上げていきました。

全て出し切ったら、メンバー全員であまり良くなかったことの中から次回のスプリントで改善したい課題を一つに絞ります。
それに対して、次のスプリントでどのように取り組んでいくのか、具体的な方法をメンバーで話し合っていきます。

 

この振り返りにもいくつかポイントがあり、以下のようなことを意識していました。

  • どのように改善していくか、というアイデアは全員で話し合いながら出し合うこと
  • 今までのやり方に固執しない。最善の方法は何か?を常に考え、変化を受け入れること
  • 「まずやってみよう」の精神でいること

今回のチームはスクラムの経験がほぼ無かったこと、社内の実験的取り組みであったことから、何事もまずやってみる、ということを強く意識していました。
スクラムマスターは、そんな中でうまくアイデアを引き出せる質問をすることが重要になります。これがすごく難しい…( ;∀;)

 

最後に

スクラムでのイベントは以上になります。
スクラムマスターのセミナーを受けて、自分たちでも実際にやってみようということで始めたスクラム開発ですが、これまでウォーターフォール型開発しかしたことのなかった私にとってはすごく新鮮で、かつ何よりも楽しい経験でした。

単純なテクニカルスキルだけでなく、チームビルディングの楽しさと難しさも学べました。

今回のスクラム開発で感じた課題や、今後に生かせそうだったことのまとめも、備忘録として別の記事に書き残しておきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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