【モックサーバー】httpbinの使い方

みなさんは「特定のHTTPレスポンスを返してくれるモックサーバーがほしいけど、自分で作る余裕はない」というときはありませんか？
今回はそんなときに便利なWebサービス「httpbin」をご紹介いたします。

httpbinとは

このサービスは、その名の通りHTTPに関するあらゆることができるモックサーバーで、無料で使うことができます。
URLは以下の通りです。

httpbin.org

できること

httpbinは以下のことができます。

• クライアントのIPアドレスの確認
• クライアントのuser-agentの確認
• GET、POST、PATCH、PUT、DELETEで送信したパラメーターとヘッダーの確認
• 任意のレスポンスコードを返す
• ベーシック認証のテスト
• cookieのテスト
• 遅延レスポンス（タイムアウト時間）の確認

では、順に説明しましょう。

クライアントのIPアドレスの確認

httpbin.org/ip

たったこれだけで確認できます。

クライアントのuser-agentの確認

次はuser-agentの確認をしてみましょう。以下のURLで確認可能です。

httpbin.org/user-agent

GET、POST、PATCH、PUT、DELETEで送信したパラメーターとヘッダーの確認

ここからが本領発揮です。例えば、GET通信のテストをする場合は以下のようにします。

httpbin.org/get?hoge=fuga

同様にそれぞれのメソッドを以下のURLで確認できます。

任意のレスポンスコードを返す

以下の書式で任意のレスポンスコードを取得することができます。

https://httpbin.org/status/{code}

例えば以下のようなことが可能です。

• https://httpbin.org/status/200
• https://httpbin.org/status/302
• https://httpbin.org/status/404
• https://httpbin.org/status/503

ベーシック認証のテスト

以下の書式でbasic認証のテストができます。

https://httpbin.org/basic-auth/{id}/{pass}

例えば以下のURLでIDがtest、パスワードが1234のbasic認証をテストできます。

https://httpbin.org/basic-auth/test/1234

cookieのテスト

httpbinを使うことで、set-cookieヘッダーのモックを作ることも可能です。

https://httpbin.org/cokkies/set/{key}/{value}

以下のURLの場合、keyがhoge、valueがfugaのレスポンスが返ってきます。

https://httpbin.org/cookies/set/hoge/fuga

もちろん、cookie情報を取得することもできます。

https://httpbin.org/cookies

遅延レスポンス（タイムアウト時間）の確認

タイムアウトになるプログラムを組んだけど、正しく動くか心配。でも大丈夫。そう、httpbinならね。

https://httpbin.org/delay/{sec}

例えば10秒後にレスポンスが欲しいときは以下のようにします。

https://httpbin.org/delay/10

その他

これだけではありません。さらにいろいろなことができるのでざっくり紹介します。

などなどたくさんあります。
詳細は、githubをご確認ください。
https://github.com/postmanlabs/httpbin

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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