【Slack】無料版でも簡単に作れるSlackアプリで通知Botを作る方法
テレワークの導入が進み、需要が高まっているSlackですが、
今回はBotアプリを開発するためのSlackアプリ作成手順をご紹介します。
▼ 目次
Slackアプリとは
Slackアプリとは、ツールやサービスをSlackに連携させるソフトウェアのことです。
アプリはすでに用意されているアプリの他に独自に開発することができます。
Appディレクトリ
Slackにはコミュニケーション機能だけではなく、様々なサービスと連携機能が提供されています。
「Google Drive」や「Github」「Trello」など、利用しているサービスと連携させ、
更新の受信やSlackからサービスの操作など、サービスを切り替えることなく
シームレスに利用することができます。
このようにSlack以外のサービスと連携する仕組みとしてSlackアプリが用意されており、
「Appディレクトリ」から追加することで簡単に利用することができます。
カスタムアプリ
「Slack API」を利用することで、カスタムアプリを開発することができます。
通知Bot、申請フォーム、ワークフローやツールの実行など、独自に構築し、
Slackで一元管理することができます。
Slack アプリの作成
本手順を始める前に
・Slackのワークスペースは事前に作成しておいてください。
・アプリを登録したいワークスペースのユーザでログインしてから手順を実行してください。
アプリの作成
slackのアプリ作成ページから「Create an App
」ボタンをクリックします。
https://api.slack.com/apps
起動したフォームに値を入力して「Create App
」から登録します。
- App Name:任意のアプリの名前
- Development Slack Workspace:アプリを追加するワークスペースを選択
権限設定
メニューから「OAuth & Permissions
」を選択します。
下にスクロールし、「Scopes
」メニューから権限を追加します。
今回は最低限のbot機能に必要な以下の2つの権限を「Add an OAuth Scope
」から設定します。
- chat:write
- publicのチャンネルにメッセージを投稿できる
- アプリからダイレクトメッセージを送信できる- chat:write.customize
- アイコンや表示名を変更することができる
ワークスペースへインストール
メニューから「Install App
」を選択し、「Install App to Workspace
」をクリックします。
「許可する
」からワークスペースにインストールします。
トークンが発行されます。
これでアプリの準備が出来ました。
発行されたトークンを使いボットの開発をすることで、
slackにメッセージを送信できるようになります。
Botのテスト
チャンネルにアプリ追加
作成したアプリをメッセージ送信したいチャンネルに追加します。
テスト送信
Slackの公式サイトからテストを実行することができます。
以下のURLにアクセスしテスト送信します。
https://api.slack.com/methods/chat.postMessage/test
最低限の値を設定して、下にある「Test Method
」ボタンをクリックします。
- token:アプリ作成で発行されたトークンを設定
- channel:アプリを追加した通知させるチャンネルを設定
- text:テスト送信するメッセージを設定
成功すると、設定したチャンネルにメッセージが送信されます。
Slackをコミュニケーションツールだけで利用するのではなく
様々なサービスをシームレスに連携するプラットフォームとして利用することにより、
作業効率を大幅にUPすることができます。
今回の手順はボットアプリを開発するためのSlack側の設定手順でしたが、
トークンを利用して独自のアプリを開発してみてください。
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